7回日没コールドでスコアレスドロー。その割に色々な出来事があった試合でした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
バファローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ファイターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
奇跡のバックホームin釧路
3回から5回まで毎回満塁のピンチを背負いながら無失点、よくピンチを作りましたが、その都度乗り越えました。
もちろん鈴木の粘投も大きいのですが、一番のビッグプレーは3回の1アウト満塁からのライトフライからのダブルプレーでした。
ライトの古川が補給した位置はほぼ定位置で犠牲フライで十分本塁帰還をされる距離だったのですが、古川の好返球で三塁走者を悠々アウト、これはまさに奇跡のプレーでした。
古川の送球を見ると、送球の高さは幾分高めに投げていまして、極端な表現を使うとすれば、空に向かってボールを投げたイメージと考えた方がいいでしょうか。
その高く放り投げたボールは、この日選手たちを悩ませたセンター→ホームへの強風に乗り、三塁ランナーよりも速くホームへ到達しました。
ファイターズでは外野の返球は低く投げるように指導されていますが、今回の送球はむしろ反対のことをしています。
しかし、今回は低く投げていては間に合わなかた可能性が高いですし、これは古川の判断が素晴らしかったです。
この判断は即時に判断したのかどうかですが、過去の高校野球(1996年決勝・松山商vs
熊本工)でも同様のビッグプレーがありました。
※今年の甲子園振り返り記事はこちら↓
その時も外野手は、追い風に乗せれば間に合うと判断し、高く投げるようにすることでホームに間に合わせることができました。
古川はこの話を知っていて実践してみたのか、それとも瞬時の判断でそうしたのかはわかりませんが、どちらにしても素晴らしい判断力だったと思います。
いやあ、いいものを見せてくれました。
ランニングHRどころか三塁タッチアウト
バファローズが残塁の山を作り、無得点だったのに対し、ファイターズは走塁ミスでチャンスを不意にします。
極め付けは杉谷のランニングHR未遂のプレーでしょう。(記録はワンヒットワンエラーなのでHRにはならないケースでしたが)
杉谷がライト前にヒットを打ち、相手がなんと後逸し、打球はフェンスまで転がっていきます
打者走者の杉谷は三塁を回って、ホームを狙うも、途中で三塁に戻ろうとしたところで、足を絡ませ、戻りきれずタッチアウトというプレーでした。
まあ、杉谷らしいね、と終わらせてもいいのかもしれませんが、しかし、三塁ベースコーチの判断がもう少し速くできれば、こうはならなかったと思います。
前の回でも今川はヒットを打った後、セカンドを狙うも、ずいぶんセカンドよりまで進んだ後にファーストに戻りタッチアウトという場面もあり、守備陣でなんとか踏ん張ってくれたのに、走塁でこういう場面が続いてしまうのは、勝てないチームだなと感じてしまいます。
杉谷も今川も勢いで走塁するようなところもありますので、早めにベースコーチャーが判断しないと、こういう走塁ミスが今後も起きる心配がありますね。
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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