【8/11日本ハムvs西武】清水の執念のサヨナラヒットで初先発・鈴木の好投に報いる

ブルペンデーなんて言ってしまってすみませんでした!!

12345678910R
ライオンズ
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
2
ファイターズ
0
0
0
0
2
0
0
0
0
1x
3
スポンサーリンク

のらりくらり、先発投手・鈴木健矢

2試合連続の延長戦、しかも2日ぶりのサヨナラ勝ちと首位相手に接戦続きで負けない、すごいカードになりました。

今日の立役者はプロ初先発の鈴木でした。

予告先発の時に、今までの起用方法から見てもショートスターターもしくはブルペンデーかなと考えていたのですが、BIG BOSSからは先発調整を事前に命じられていたみたいで、正真正銘、先発としての起用ということでした。

社会人時代以来の先発でしたがなんと7回まで投げてくれると、ベンチの「できれば6回」という淡い期待すら超えてしまう素晴らしいピッチングでした。

今季からサイドハンドからアンダーハンドに変更している鈴木ですが、鈴木のピッチングのキモは「相手打者のタイミングを外す」ことです。

アンダーだけでなく時折サイドハンドも織り交ぜ、なおフォームも時にはクイック、時には足上げをゆっくりしたりして、決して同じタイミングで投げない、ということを徹底しています。

正直、制球面では細かい制球は求められるレベルではないですし、鈴木の絶対的な武器となる球種もまだ習得できていない状況です。

でも、リリーフで投げている時もタイミングずらしピッチングがある程度ハマっていましたし、むしろ、絶対的なボールがなく、のらりくらりかわすピッチングの方が成果が出ている鈴木の場合、リリーフよりも先発の方が適性が高いように思われます。

たった一度の好投で、今後の期待をするのは早いかも知れませんが、アンダーハンドの先発が1枚戦力として加わると、先発のバリエーションがかなり広がりますからね、鈴木には先発で定着して欲しいものです。

とは言っても今のままでは定着するのはさすがに難しいと思っていまして、課題としてはやはり現在のアバウトすぎる制球力から高低を間違えないくらいの制球力は身につけて欲しいなと思います。

相手打者のタイミングが合わなくて苦笑いしている姿を何度も見ましたが、こういう討ち取り方は本当に気持ちいですね。(←性格ゆがんでいるね、この人)

【サブマリン】鈴木健矢『90㌔台の“超スロー変化球”で獅子を翻弄』【時々サイドスロー】(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV



執念の逆転HR,執念のサヨナラヒット

攻撃陣は松本にスイスイと投げさせてしまっている感は否めないのですが、それでも今川が逆転2ラン、そして昨日チャンスを活かせなかった清水が1日遅れながら大きな仕事を成し遂げてくれました。

今川の打撃はある程度、形が決まってきましたね。

基本はインコースが来たら、かち上げるように強振して一発狙いなのですが、外のボールはおっつけで右方向を狙うバッティング。

このHRも甘いボールがきたので待ってましたとばかりのフルスイングで見事にスタンドまで飛ばしてくれました。

【執念宿る】今川優馬『力投・鈴木を援護する 今季9号逆転2ラン』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

サヨナラヒットの清水は人生初のサヨナラヒットということですが、今日打てなかったら、一軍からサヨナラになっていた可能性が高かっただけに、一軍残留に首の皮一枚つなげることができたナイスバッティングでした。

【母校の勝利に勇気】清水優心『延長10回 “人生初”の劇的サヨナラ打』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

昨日のあまりにも不甲斐ない三振で清水にはもう少しがむしゃらになってほしいようなことを書きましたが、サヨナラヒットの当たりは決して鋭い当たりではなく、しかし飛んだコースがよく、清水の気持ちが内野手の間を執念で抜けていったような当たりでした。

昨日の清水に関してのつぶやきです。

こんなことをつぶやく前に打ってくれよというのが本音ですが(汗)、これでもしっかり結果を出してくれたことはよかったですし、まだまだ梅林、古川には負けられないというところを見せてくれれば、レベルの高い争いになりますから、清水にはもっと執念を見せて欲しいものですね。

ということで以上、ハムかつサンドでした。

コメント