【ドラフト】高校野球観戦にも役立つかも?ファイターズが狙いたい選手とは?

7月31日を持って新規契約可能期間、トレード可能期間が終了しました。

他球団で駆け込みトレード、駆け込み支配下昇格などもありましたが、ファイターズは田中瑛斗投手の支配下昇格以降は動きがなく、終了しました。

8月以降は否が応でも、現在の戦力でなんとかしていくということになるのですが、こうなると来季以降の戦力補強についても考えたくなる時期でもあります。

正直、ファイターズの優勝、CS争いへの参入は困難ですから、どの球団よりも早く、来季に想いを馳せることができます。未来をいち早く見つめることができるのは幸せですね(←見え見えの強がり)

ここで今回は、夏の甲子園もそろそろ開幕ということもあり、ドラフトでどんな選手を取った方がいいか検討していきたいと思います。

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年齢分布

まず、下の表をご覧ください(小さくて見づらいと思います、申し訳ございません)

これはファイターズの現在の支配下、育成契約の年齢別に分けた表になります。

編成上、考えなければいけないのは、なるべく同じ年齢層に同ポジションを揃えないことです。

例えば、同じポジションに同じ年齢の選手が複数いても、使う人数は限りがありますし、衰えを見せてしまうのも、同時期となり、チームとしてはうまくいきません。(特に野手)

ポジションごとに今年度のドラフトで補強が必要かどうかを見ていきましょう。

補強ポイント分析

投手

まず、投手ですが前年に育成を含めて高卒投手を5人獲得、その他には根本もいるので、高卒投手をどうしても獲得しなければいけない必要性が感じられません。

最も、投手陣はリーグ最下位を爆走中、特にリリーフについては勝ちパターンすら作れない惨状ですから、一番の課題になるポジションです。

高卒ルーキーではもちろん来季の戦力になることは期待できないので、即戦力狙いで大卒・社会人投手は狙いに行かなくてはいけないでしょう。

年齢分布を見ると意外に大卒1、2年目の投手が少なめなので大卒もしくは高卒社会人3年目の選手でいい選手がいれば、積極的に狙いに行きたいところです。

捕手

永遠の課題とまで言われていそうな捕手陣ですが、年齢分布を見ると最年少の田宮から最年長の宇佐見まで年齢差がないことが確認できます。

捕手は経験が必要なポジションでベテランが皆無なのはかなりチーム編成とは致命的とは思いますが、現在の主力が頑張って頼れるベテラン捕手に育ってくれることを祈るしか解決策はありません。

捕手が不安なので今年即戦力を!という気持ちはわからなくもないのですが、表を見ても分かるとおり20代前半〜20代後半の選手ばかりなので、獲得しても年齢のダブつきがさらに顕著になるだけです。

さらに捕手はルーキーから一軍戦力になることは他ポジションと比較してもかなり少ないと思われます。

田宮以下の捕手がいないので、ここは高卒捕手でいい選手をぜひ獲得して、次世代の正捕手を確保してほしいところです。

個人的には大阪桐蔭の松尾捕手は狙いたいところですね。

内野手

内野手は22歳以下で二遊間タイプ、スラッガータイプでそれぞれ左右揃えて育成の真っ最中、さらに昨季、上川畑、水野の社会人内野手を2人獲得しており、しかも上川畑が一軍の戦力になっていることを考えると、今季の内野手の補強はあまり優先度が高くないと思われます。

最も高卒のショートの選手は身体能力の高い選手、野球センスが高い選手が揃っているので、いい選手がいれば獲得しておくというスタンスでいいのかなと思っています。

外野手

外野は一軍を見ると充実しているようにも感じるのですが、表で確認すると結構スカスカなのが確認できます。

特に、22歳以下の右打者は万波だけ、左打者は育成の阿部のみと若手の外野手が枯渇気味です。

右の外野手が万波、今川、松本、木村の4人だけ、しかもその4人が一軍の重要な戦力とベテランだけという偏った編成になっているので、ここは高卒、大卒問わず、さらに左右も関係なく獲得が必要なポジションです。

高松商・浅野が注目高いですが、球団フロントはどう判断するでしょうかね。

まとめ

ポジションごとに見てきましたが、現在の補強ポイントとしては

  • 大卒・社会人即戦力投手(特にリリーフ適性ある選手)
  • 高卒捕手
  • 外野手(特に高卒)

この3つのポイントが優先度が高いものと考えています。

今週末(8/6)からの甲子園も開幕しますので、どんな選手がファイターズにハマるのか、そんな観点で観戦するのも楽しいかと思います。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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