投手の継投の重要性、いい加減に気がついてほしいところです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
ファイターズ | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 |
イーグルス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 2 | x | 10 |
破天荒ピッチを恐れた 早すぎる交代
いきなりですが、今日の敗因から書いていきたいと思います。
今日の敗因はズバリ、根本の早すぎる交代でした。
立ち上がりは制球が不安定の根元ですが、小深田のHRのみの3回1失点でした。
球数は多めでしたがまだ70球には到達していなかったので、アクシデント以外では早いタイミングであったと言わざるを得ません。
BIG BOSSが我慢できなかったのは3回のピッチング内容でしょうか。
見逃し三振→ストレート四球→見逃し三振→ストレート四球→見逃し三振と漫画のような内容ですが、結果は無失点。
四球が2つ出しているものの、ボール自体がキレがあったからこそ、三振3つ取れているわけですので、限界と判断するにも早すぎます。
四球を過剰に恐れて後退したという線が有力と思っているのですが、育成のシーズンと公言している割に若手の先発の我慢がうちの監督はできません。
勝ち負けに本当にこだわっていないのなら、ある程度、根本に試合を預けるべきだったとは思います。
それで例え炎上したとしても、本人に反省材料が残っていいとは思います。
この早すぎる継投が試合後半の継投の失敗に大きく関わってくることになります。

ツッコミどころ満載の継投失敗
さて、根本を交代したファイターズですが、その間に最大4点のリードで勝ち試合の流れになっていたはずでした。
4回から2イニングを玉井、6回から井口にスイッチしますが1失点後、次のイニングも続投し岡島にソロHRを浴び、振り逃げもあり宮西にスイッチします。
しかし、その宮西がピリッとせず、島内にスライダーをしっかり捕らえられ、同点に追いつかれると変わった北浦も失点を重ね、最後は5点差をつけられての敗戦となってしまいました。
まず玉井が2イニング投げるということは、今年の起用方法から見ても、事前には準備していないかと思われます。
先発の根本は5回までの計算はしていると思いますし、KOされた場合のイニング穴埋め要員としてはショートリリーフ中心の玉井というのが一番考えにくいかなと思います。
玉井は締めてくれましたが井口のイニング跨ぎ想定も疑問です。
西川から宮西にスイッチする想定でたまたま振り逃げがあったのでそこで変えたように感じただけかも知れませんが、そもそもイニング跨ぎを想定して投手リレーを組み立てるのは、投手の負担も大きいのであまりやらないはずなんですよね。
今の投手リレーというのは、完投が難しくなっているので継投に頼るようになっているため、そのリリーフ陣をできるだけ、実力を毎回発揮できるようにマネジメントする必要があります。
そのため、投手の役割の明確化というのがマストになっていますし、1試合1イニング以上投げることを続けたりすると、該当試合、あるいはその後の試合の投球に影響が出ることは容易に考えられます。
緊急事態ならまだしも、イニング跨ぎは現在の継投ではリスクのある選択になりますので、極力避けるべきというのが僕の考えになります。
今日は宮西が打たれたことが継投失敗の一番の原因ですが、その後の北浦という選択も一昨日の監督コメントから考えると一番あり得ない選択でした。
左投手なのに右打者の方が投球内容が安定するため、金曜日はあえて右打者の浅村からスイッチする継投を見せましたが、今日はズラリ左打者が並んでいるところに投入ですから、一体前回の交代タイミングの理由は何だったんだということになります。
あえてぶつけたとしても、左サイド⇨左オーソドックスのスイッチですから、相手にとってはむしろ打ちやすい選手の方が多そうです。
交代するにしても北浦だけはなかったと思われます。
今日の継投は先発交代のタイミングから本当にツッコミどころ満載でした。
攻撃は誉めましょう(笑)
今日は中盤までは攻撃がうまく機能していました。
清宮の逆転タイムリー三塁打→近藤の犠牲フライでの3回の逆転、6回は清宮のヒットが起点となり近藤のタイムリー、渡辺が続いた後今川の犠牲で合計5点を取ることができました。
藤平の変化球のコントロールがいまいちだったところをうまく狙うことができたんじゃないかと思います。
このように綺麗な流れで点が取れると、勝ちゲームと普通は考えますが、このチームはそこから試練を与えてくれますのでメンタルが強くなりそうですね(←皮肉)
というわけで以上、ハムかつサンドでした。
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