【7/8日本ハムvsソフトバンク】脅威の粘りに上沢屈せず、延長戦を制す

苦しい試合でしたが、何とか勝てました。

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ファイターズ
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0
0
0
0
0
0
0
0
2
4
ホークス
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0
0
1
0
0
1
0
0
2
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強烈なボディーブロー

今日の上沢はストレートの威力がありました。

4回まで無失点で抑えますが、5回にホークス打線に脅威の粘りを見せられてしまいます。

5回の1イニングだけで40球近く要し、川瀬1人に13球も粘られてしまいます。

川瀬晃『13球、粘る。』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV


ホークスの狙いはストレートをカットして、そしてやや制球が不安定なフォークを狙っていくものだったかと考えられます。

三森、周東にはヒットを打たれますが、上沢は脅威の粘りにも辛抱強く投げ、最小失点で切り抜けます。

川瀬、海野の2人で2アウトを取れたことは良かったのですが、川瀬の三振の際のランエンドヒットで一塁ランナーの盗塁を許してしまったことが失点に繋がってしまいましたね。

タイミング的にはアウトにできたと思いますが、宇佐見の二塁送球がショートしてしまい、タッチもやや遅れてしまい、セーフにしてしまいました。防げた場面だっただけに勿体無いプレーでした。

5回終了で上沢の球数は100球弱。正直6回くらいで交代が考える状況だったので、ファイターズのリリーフ事情を考えると、1失点以上に大きなダメージに感じました。

上沢 志願の続投も

しかし、上沢は8回までマウンドに立ち続けます。

立ち続けることができたのは6回、7回を少ない球数に抑えることができたからです。

変化球主体のピッチングに切り替え、相手を翻弄、それでも7回終了で120球近い球数のため、さすがに8回からは継投かと思いましたが、なんと志願の続投でした。

気持ちはわかるんですが、今日のピッチングはかなりタフでしたので、ベンチが続投を許してはいけないったと思います。

と言ってもリリーフ事情を考えると、上沢では出来るだけ長く投げてほしいと思うのは当然ですから、責めることはできないですね

続投した上沢ですが、周東、牧原、柳田と連打を浴び、同点かつピンチでリリーフを仰ぐという継投としては最悪のタイミングになってしまいました。

二番手は福田。左なら柳田のところで変えるのがベストかと思ったのですが、結果は影響ないものの、タイミングとしては一手遅かったと感じています。

ブルペンの準備はできていたようですから、この一歩遅れた継投は少々謎が残ってしまいます。

それでも福田、玉井の一人一殺が決まり、同点で切り抜けます。

結局、今日は不安なリリーフの奮闘が勝利を引き寄せることになりました。

その後の堀、石川直もナイスピッチでした。

【福玉堀石】ファイターズ救援陣『上沢の力投に応えた“完璧リリーフ”』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
DAZN

値千金の石井の一発

さて、この粘りあいの試合にピリオドを打ったのは、実家が米農家の石井のバットでした。

米ならの粘りが活きましたね(←意味不明)

津森のスライダーの失投を逃しませんでした。

【大豊作】石井一成『値千米の劇的決勝2ラン』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

初回のレイのアウトコースを流したタイムリーもあり、今日は3打点と、終わってみれば石井デーでした。

石井はホークス戦ではよく打つ印象がありますね。

最近、上川畑の台頭もあり、うかうかできない状況ですが、石井もしっかりアピールすることで二遊間の競争がさらに激化しそうです。

正直、ホークスのアクシデントによる継投のズレ、そして野手陣の離脱による長打力不足に助けられた印象もある試合でしたが、それでも勝てたことは良かったのではないのでしょうか。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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