【7/2日本ハムvsオリックス】山本由伸KO、伊藤完封で久々のカード勝ち越し!

シンジラレナ〜イ(笑)

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バファローズ
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ファイターズ
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山本由伸KO劇

あの山本由伸をKO

勝敗はともかく、まさかまさかのKOとはさすがに予想はできませんでした。

5回までの山本は初回に守備の乱れで1失点していましたが、内容は悪くありませんでした。

野村の大飛球

ストレートと高速フォークにマトを絞らせないパワーカーブとのコンビネーションにファイターズ打線は沈黙、特に両外国人はあのカーブに翻弄されていました。

そんな山本を6回に攻略してしまうわけですから、勝負事は本当にわからないものです。

1アウト後、近藤ヒットの後の野村の打席、内野ゴロを打たせにきたフォークをバットをボールの下から乗せレフト方向に引っ張ります。

結果はいい当たりのレフトフライでしたが、野村の成長が感じられた打席でした。

次の松本から山本の制球が少しずつ乱れてきたのは、野村の打撃が山本の動揺を誘ったのかも知れません。

地味だけど大きな四球

近藤盗塁の後、松本がレフト前ヒットで2アウト1、3塁。

ここで清宮ですが、正直、得点圏打率がめっぽう低いこと、しかもあの山本相手ですから、正直追加点は諦めてました。

しかし、清宮はつないでくれます。

フォーク狙いで初球をファールにした後、ストレート、フォークをを冷静にケアして、ボールカウントを3−1と打者優位に持ち込みます。

山本はカーブでフルカウントに持ち込みますが、さすがに2球連続のカーブは難しく最後はフォークを冷静に見逃し、後続にチャンスをつなげます。

制球が乱れてきた山本とはいえ、清宮がなんとか四球で繋げてくれたことが地味に大きいポイントだったと思います。

仕上げはルーキーの代打

清宮が繋げてくれたとは言っても、後続は全く山本にタイミングが合っていない両外国人。このままでは三者残塁かなと思いましたが、ベンチは代打・上川畑で勝負をかけてきます。

バットコントロール能力が高い上川畑の方が、この場面は間違いなく適していましたし、期待は高まります。

しかもこのルーキーがその期待に応えてしまいます。ボールカウント2-0から投げたストレート。インコースに抜け気味に入ってきたボールをライト線ライン際へ、貴重な2点タイムリーが飛び出します。

【代打の“神”川畑】上川畑大悟『満塁チャンスで…山本由伸撃ち!!』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV


この代打は別にマジックでも奇策でもなんでもないですが、当たり前に結果を出す上川畑の技術、精神力の強さは本当に驚きです。

6回はこの2点で終了したのですが、それだけでは終わりませんでした。

7回にも猛攻

6回の2点では物足りず、7回にも山本を攻め立てます。

先頭の宇佐見がインコースを強振し、ライトスタンドでソロHR、そして野村が今度はセンターオーバーの2ベースで5点目のタイムリーで、ついに山本をマウンドから攻略します。

【自己最多タイ】宇佐見真吾『“大海のために…” 完璧に捉えた今季4号』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

この回の山本は投げ急いでいて、5回までの山本ではありませんでしたがその隙を逃しませんでした。

完全に攻略した形で、あの山本由伸をKO。スゴいものを見せてくれました。

伊藤が力で圧倒

もちろん山本を攻略したことが今日の大きな勝因ですが、投げ勝った伊藤ももちろん勝因の大きな一つです。

序盤こそ制球が不安定だったのですが、今回の伊藤はストレートの球威でバファローズ打線を押し込み、力で圧倒しました。

ストレートで相手を押し込み、討ち取る形でしたので、三振の数はかなり少なかったのですが、最後まで伊藤のストレートの球威が落ちなかったので、完封することができました。

投げ勝った伊藤、そして打線にとっても非常に大きな意義のある試合になったと思います。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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