【6/21 日本ハムvs楽天】吉田輝星、秋田凱旋もチームは勝てず

泣く子はいねえかあ〜。連敗止まらなくて、みんな泣いてるよ〜。

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吉田らしさは見せてくれた

この試合の注目は何と言っても凱旋登板となった吉田輝星です。イーグルス主催のゲームのはずなのに、球場の雰囲気はファイターズ、いや吉田輝星のホームのような舞台で吉田の力を後押ししてくれます。

【万雷の拍手】吉田輝星『“秋田・凱旋登板”は5回途中2失点で降板…』(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV

その後押しに吉田が応え、本来の力を出してくれました。前回の甲子園の先発の時はどこか他所行きのピッチングだったのですが、今回のピッチングは、今季リリーフで躍動した吉田のピッチングそのものでした。

吉田の武器であるストレートをストライクコースにどんどん投げ込み、イーグルス打者を押し込んでいきます。

前回は長いイニングを投げることを頭のどこかで考えていたようですが、今日は行けるところまで行け!と半ば開き直りのピッチングが功を奏しました。

しかし、行けるところまで行け!で目標の5イニングを投げ切れるほど、首位争いをしているチームは甘くありませんでした。目標の5イニング目で捕まってしまいますが、これは仕方ないと思います。

今季、ずっとリリーフのピッチャーが最初から飛ばしているわけですから、ガス欠は止むを得ないですね。

今、出せる力を出しきれたとは思いますので、今後、ピッチングにどう活かしてくれるのか期待したいですね。

※先発登板の状況についての記事はこちら

則本の前に沈黙

攻撃陣はその吉田を援護するどころか、決して調子が良くなかった則本の前に沈黙してしまいました。

序盤の則本はストレートが高めに浮き、序盤の3回までに球数が67球を要するほど、コントロールに不安がある状況でした。

しかし、2回までのストレート中心から3回からはスライダー主体に配球を変えると、ファイターズ打線は沈黙し始めます。

打順が3回り目からは不安定だったストレートも制球できるようになり、則本の自在なピッチングの前に反撃の希望が完全に途絶えてしまいました。

今日は2回の宇佐見がかなり粘り、そこで攻略できればまだチャンスがあったのかなと思いますがあそこで踏ん張れるのが、エース級のピッチャーと感じるところですね。

変わったばかりの初球は注意

試合を完全に決定づけられたのは、6回の浅村の一発でした。

代わったばかりの根本の初球の甘いストレートを強振され、豪快にレフトスタンドに運ばれてしまいました。

交代後の初球は要注意なのは使い古された提言ですが、それにしても吉田と対した第1打席にも痛烈なレフトオーバーの当たりを打たれているのですから、ここは不用意に入ってしまいました。

結果はどうあれ、若い根本がピッチャーですから、注意喚起は宇佐美がしっかり行わないといけない場面でした。

有薗にプロの洗礼

高卒ルーキー、ドラフト2位の有薗が昇格、即スタメンでプロデビューを飾りました。

則本が立ち塞がり、プロの洗礼を受けてしまいます。則本の変化球に全くついていけず、スライダーはボールからボールになるような球を空振りしてしまうくらい、ボールについていけてませんでした。

これでいきなり打てるのは天才しかいないと思いますので、一軍のトップレベルのボールを見ることができたのはいい勉強になったのではないかと思います。

というわけで以上、ハムかつサンドでした。

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