今朝、6/21秋田でのイーグルス戦で吉田輝星が再度、先発することが報道されました。
日本ハム・吉田輝星 故郷で背水先発 新庄ビッグボス「ラストチャンス」21日・楽天戦(デイリースポーツ)
日本ハム・新庄剛志ビッグボス(50)が13日、吉田輝星投手(21)を21日・楽天戦(秋田)で先発させると明言。故郷凱旋の登板になるとともに、先発でのラストチャンスとして奮起に期待した。
「ラストチャンス、先発秋田。先発でいきます」と吉田の故郷での先発を宣言したボス。右腕への期待、故郷凱旋での試合の盛り上げ-。それに加え、プロで求めるものを手にするための厳しさも示した形だ。
吉田は今季、開幕から中継ぎで好投。5日・阪神戦では、金足農3年だった18年夏に準優勝した甲子園での先発機会を得た。だが、3回4失点KO。ボスは「あの感じで先発はダメでしょう。秋田で5回を投げてくれたら、また次もある。そういうラストという気持ちで本人が投げられるか」と説明した。
生まれ育った秋田での公式戦開催。吉田も「その頃にはしっかり直球を仕上げていきたい。早く(招待用の)チケットを取ってくださいと広報にお願いしていた」と心待ちにしていた。
チーム事情から、よほどの結果を残さなければ先発残留は厳しい状況。武田投手コーチも「(故郷に)錦を飾るじゃないけど、気持ちのいい投球をしてほしい」と快投を期待だ。故郷の風を、さらなる飛躍へつなげる。
デイリースポーツ
前回の甲子園で今季先発テストは終わり?と見ていたのですが、もう1度だけ行う予定です。
球団としては、どうしても吉田輝星という投手を先発として育成したい、という強い想いが感じられます。
その反面、前回の甲子園、そして今回は吉田の地元、秋田ということで話題作りの面も否めないですし、その点は少々複雑です。
現在の吉田の能力ですと、リリーフの方が戦力としての貢献はできると考えているのですが、先発ですと、変化球の精度にまだまだ課題が残っているので、厳しいのかなとも感じています。
前回はイニングを意識しすぎたのか、武器の真っ直ぐもどこかセーブしていたような印象を受けますし、出力MAXにしないで、どこまでアウトカウントを稼げるのかどうかが、現時点の吉田が先発で長いイニングを投げることができるかどうかの分かれ目かと考えています。
地元という環境が吉田にとって大きな活力となって、今まで見たことがない別の面を見せてくれるのか、それとも大きな期待がプレッシャーに変わり押し潰されてしまうのか。
プレッシャーに強い印象のある吉田だけにプレッシャー負けは考えにくいのですが、地元登板でどんなピッチングを見せてくれるのか、不安もありますが期待して見守ってきたいと思います。
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