【5/31日本ハムvs広島】専守防衛では勝てません

選手宣誓ではありません(←なんのこっちゃ)

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スタメンの意味

 清宮、野村のスタメン落ち、4番上川畑となかなか波紋のおおきいスタメンでした。

 批判したくなるのもわからなくはないのですが、まずはこのオーダーの狙いを考えていきたいと思います。

 今日はロースコア必至のゲームなので、とにかく守りから崩れないようにしよう、そういう戦略でのオーダーだったと思います。

 中盤までロースコアでしのいで、終盤栗林以外のリリーフがやや弱いので、そこで勝負をかける、という戦略だったのかもしれません。

 でも、オーダーを見ると、どこで点を取るのかというイメージが全く湧いてきませんでした。

 守りを重視したのかもしれないけど、点が取れなければ、主導権は握れない、9回に代打攻勢のメンツはかなり豪華でしたが、リードされてからですから、結局は後手後手にまわってしまった感が否めない、何かモヤモヤが残った試合になってしまいました。

 床田の出来は素晴らしかったので、今日は為す術がないかもしれなかったのですが、もう少し早くマウンドから降ろすことができれば、チャンスは作れたのかもしれなかったですね。

バントの明暗

 8回ウラの守りではベースカバーに入れず、送りバント成功を許し、9回表の攻撃ではバント失敗でチャンスを広げられず、3塁へ送るバントの成否が明暗を分けた試合になりました。

 まず守りの場面、無死二塁で野間が送りバントをするも、明らかな失敗バントでサードに投げることができれば、悠々アウトの場面にみえました。

 しかし、サードの石井が打球に釣られたのか、サードベースカバーに入らず、打球処理したピッチャーが結局三塁転送できず、送りバント成功という形になりました。

 反対に無死1,2塁での杉谷のバントは、ピッチャーが三塁側のゴロを処理し、サードがしっかりベースカバーをしていたので決められず、チャンスを広げることができませんでした。

 サードを守る機会が少ないとは言え、ここは基本のバントシフトですから、しっかりと守ってほしかったところでした。

左腕の明暗

 今日の先発の加藤ですが、毎度ですみませんが、ナイスピッチでした。

 DHなしでしかも7回でチャンスを迎えたため、代打の関係であえなく交代となってしまいましたが、それまでのピッチングのいつもどおりのストライク先行の安定したピッチングでした。

 今まで左打者に長打を打たれたことがない加藤でしたが、ついにその記録は今日の試合で途絶えてしまいました。

 インコースに入ってきたところを力で持っていかれたような当たりでしたが、力勝負になるとさすがの加藤も苦しいんだなとちょっと感じた場面でした。

 もっとも加藤は球種が多いし、的を絞らせず、タイミングを外すのが真骨頂ですから、相手の読みが当たった場合は仕方ないところはあるんですけどね。

 一方、3番手の宮西が今日の負け投手になってしまいましたが、堂林の2ベースが痛かったですね。

 しかもその前の大ファールもインコースのまっすぐ、2ベースも同じようなボールでした。

 まっすぐに張られてしまうと、パンチ力のある堂林とはいえ、あそこまで簡単に飛ばされると、さすがに厳しいですね

 宮西の信頼はどんなものかはわかりませんが、6月を迎える時期になっても不安定な状態ですから、ちょっと今後が心配になってしまいます。

 監督が宮西をどうするかですね。チームの影響が大きい選手ですから、扱い次第ではチームの雰囲気も変わる可能性もあるので、なかなか難しい問題なのかもしれません。

 以上、ハムかつサンドでした。

 

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