【5/29日本ハムvs巨人】泥臭い援護で根本初勝利!

根本、プロ初勝利おめでとう!!

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ファイターズ
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落ち着いて初勝利

 2度めの先発の根本ですが、今回は前回とは違い、落ち着いていたようですね。

 前回はまさに自分自身と戦って終わってしまったのですが、今日は根本なりに現在の自分のピッチングをすることができたのではないのでしょうか。

 スピードは140キロ前半ながら、手元のキレがあるのか、ジャイアンツ打線も差し込まれているような感じも見受けられましたし、4回の中田を三振にとったクロスファイヤーのストレートは見事でした。

 現在の根本はまっすぐとスライダーをストライクコースに投げ分けるのが精一杯という感じですが、それでも、サウスポーの先発らしいキレのあるピッチングをところどころで観ることができました。

 将来が楽しみであることはもちろん、今季もそれなりに登板機会は与えられそうですから、今季の終盤にはどんなピッチングを見せてくれるか、楽しみにしたい投手ですね。

泥臭く、つなぐ

  今日の攻撃陣はプロ未勝利の横川にプロの厳しさを教えるような内容でした。

びっぐぼす
びっぐぼす

点をとるのはヒットやHRだけじゃないんだよ

と言いたいような渋い、いや泥臭いといったほうが正確な、点の重ね方で横川をKOしました。

 先制点が併殺崩れ、2点目が内野ゴロとかなり渋い得点で、試合を決した4回の攻撃も、単打4本のタイムリーとビッグイニングの割には地味な攻撃の積み重ねでした。

 特に象徴的だったのは6点目の万波のショート内野安打のタイムリーでした。

 3番手の戸田がアウトローにボールを集め続け、外の変化球に脆さがある万波を討ち取ろうとするのですが、そのボールを万波はなんとか食らいつき、バットに当てて結果的に内野安打を生み出します。

 ちょっと前の万波なら外の変化球を大振りして三振で終わってもおかしくないですが、今はなんとか当てようとします。

 当てれば万波は足もありますし、内野安打の可能性も広がりますのでこの姿勢はチームにとって有効です。

 こういう泥臭さがチームに出てきているのがはっきりわかる場面なので取り上げてみました。

泥臭さの象徴

 その泥臭さが目立ち始めたのは交流戦からのような気がします。

 その交流戦開始と同時にスタメンに名を連ねる機会が増えたのがルーキーの上川畑です。

 今日も3安打ですが、当たりがなんともしぶといというか、泥臭いというかクリーンヒットという当たりのヒットはあまりありません。

 詰まり気味に内野、外野の間に落とすようなヒットばかりで、なんとも相手にとってはいやらしい選手です。

 ファイターズの現有戦力はいわゆる、つなぎ役といえる選手が非常に少ないですし、若手では皆無の状態でした。

 ここで上川畑が昇格してくれたことで、長打頼みだった攻撃に、新たなスパイスを加えることができており、それでスワローズ戦での死闘、このカードでの勝ち越しに繋がっているような気がします。

 相手もさすがにデータを集めてくるので、この調子ではいかないでしょうが、上川畑の経験値の高さである程度、対抗してくれれば面白そうです。

 評判が高かった守備力も、その評判どおりですので、ますます二遊間の層が厚くなってきて、楽しみです。

10番セカンド杉谷(笑)、期待応える

 インスタライブで本当に決めたか、その前から決めていたのか、は定かではないですが、スタメンの杉谷がその期待にようやく応えてくれました。

 2点目の内野ゴロで打点をあげたことで、メンタルが上昇したのか、2番手の畠のカットボールを引っ張り、昨日、登場曲で気遣いをしたのに無視された(笑)中田の横を抜けるタイムリーを打ちます。

 無死満塁で大事なのは最初のバッターの結果ですが、その最初のバッターの杉谷がきっちりタイムリーで追加点をとったことで、非常に見ている方も気が楽になりました。

 あまり活躍しない人が打ったこと(笑)で高校の後輩の松本も楽になったのか、タイムリーで続き、ビッグイニングを作ることができました。

 まあ、ネタ要素が強すぎる杉谷ですが、スイッチヒッターで内野、外野両方守れて、しかも俊足なんて、監督からすれば非常に使い勝手のいい選手のはずなんですが、現在はネタ要員。

 ネタ要員は続けてもいいのですが、本職の野球の方でもっと光るポテンシャルはあるはずですから、同期の中島とベテラン組ならではの働きを今後も期待したいですね。

 ということで、以上、ハムかつサンドでした。

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