スイープって気持ちいいっすね。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
ホークス | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ファイターズ | 0 | 2 | 2 | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | x | 10 |
ロマン砲の魅力と落とし穴
ここ2戦とは違い、今日は打線が爆発しました。
策も面白いほどハマりましたし、爽快な試合になりました。
それよりも打線が石川を攻略して勝ったという方が、この試合の意義としては正確だとは感じていて、松本がしぶとく落として反撃の口火を切り、タイムリー欠乏症の重症患者だった淺間が寛解のきっかけになりそうな、勝ち越し2点タイムリー、石井の得意のインコース変化球打ちタイムリーと、見せ場は尽きません。
しかし、その中でも一番目立ったのは万波以外は考えられず、4回の2点タイムリーは軽く右中間方向を意識しての3ベース、そして今日のハイライトはあの特大HRでした。
最上段に飛ばす日本人選手っていたっけと考えさせるとんでもない当たり、まさにロマン砲の魅力全開でした。
といっても万波に意識してほしいのは、3ベースのような右方向に意識があるバッティングで特大HRの余韻に酔ってしまうと、扇風機に逆戻りするので油断は禁物です。
そんなに奇策?
BIGBOSSは何をするかわからない。
よく解説者を中心にそう仰っしゃられることを聞くのですが、個人的にそこまで奇策かな?夜感じています。
今日の試合で言うと、スクイズにダブルスチールと、プロ野球では確かにあまりない作戦ですが、最初のダブルスチールはリード許していた場面ということを考えると、序盤で攻めても流れが相手に行き切ることもない場面です。
そしてスクイズ、2度めの重盗は相手が無警戒であることを見越しての作戦でもあるし、あとは流れがファイターズに完全に行っていた中での作戦と考えると、あまり無理筋の作戦ではないと思います。
BIG BOSSの作戦は僅差リードの試合では結構固い試合運びをする反面、奇策と呼ばれる作戦を取るときは負けているときが多いような気がします。
流れを変えたいときには、思い切った作戦で流れを自分たちに呼び込もうとしている、そしてリードをしているときは相手に流れを渡さないように、堅実な試合運びを選択する、そんな印象を持っています。
結構試合の流れに応じて、作戦をとってくる監督と今のところ見ているんですが、果たしてその読みは当たっているのかはもう少し時間が必要でしょうね。
先発として最低限
もちろん、先発の杉浦が試合を最低限作ってくれたことも4連勝の要因の一つです。
しかし、初回の杉浦は本当にどうなるのかと思いました。
真っ直ぐを狙われ、とにかく打球が飛ぶわ飛ぶわで柳田に先制2ランを許してしまいます。
しかし、そこからはまっすぐから変化球を中心に切り替え、ゴロピッチで粘りのピッチングをします。
ヒットはかなり打たれてはいますが、2回以降はほぼ内野の間を抜けるような当たりでしたし、長打の心配が少なかったのが良かったですね。
しばらく5イニング限定かもしれませんが、ローテの一つが埋まり、今後の先発ローテも安定感が増してきそうです。
ということで以上、ハムかつサンドでした。
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