あとでターニングポイントと呼ばれる試合になるかも。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ファイターズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 1 |
しびれる試合を勝ちきる
こういうしびれる試合、本当に久々に観ることが出来ました。
そして、勝つことができたこと、本当に良かったですし、チームにとっても本当に大きな財産になるのではないかと思います。
画面越しからも感じる緊張感、ファイターズの選手の表情からもいつもの笑顔ではなく、真剣な表情を観ることができたのもよかったです。
ミスが命取りになる試合で、ミスをして自ら崩れることもなく、しっかり守りきって勝ちきったことで
「努力すれば報われる」
ということの実践体験にもなったのではないかと思います。
あと、ミスをしなければ、勝機が訪れる、ということも体感できたことは良かったんじゃないかなと思います。
しかも相手があの千賀、しかも7連勝中のホークスですから、そういう面でも非常に大きな勝利だったと思います。
蘇ったストレート
そのしまった試合をつくったのは言うまでもなく先発の伊藤でした。
初回のまっすぐを何球か見たときに、これは昨季までの伊藤のまっすぐだ!と感じましたし、今日は千賀と充分渡り合えると確信しました。
相手の千賀もMAX164キロを記録するなど、絶好調でしたが、伊藤も威力のある真っ直ぐを軸にして変化球が今まで活きるようになり、安定感抜群のピッチング。
特に、左打者の外角から入れてくる、カーブ、スライダーの制球が抜群で、終盤は当たり前のようにそのボールでカウントを整えることができるので、終始、伊藤がマウンドを支配し続けることができました。
今回は中7日、結論は早急すぎるけど、やっぱり登板間隔の影響、あったのかもしれないですね。
ベテランのちから
引き締まった試合を作った伊藤を野手陣がバックアップしてくれましたが、中島がこの試合、かつての姿を思い出してくれるような働きでした。
8回の最終打席では久々に粘りの中島が復活。
得意だったファール打ちで粘った挙げ句、四球をゲット。
そして9回には先頭の牧原のショート上方のライナーをジャンプ一番、スーパーキャッチ。
こういう我慢比べのような試合では経験のあるベテランが働いてくれるとチームとしても引き締まるんですよね。
数少ない日本一メンバーですから、これからも、もうひと踏ん張りどころか二踏ん張りくらいしてくれないといけないですね。
まだまだ衰える年齢ではないですからね。
まさかの軽打
守備のことばかりになっているので攻撃面。唯一の打点をあげた万波のバッティングについても軽く振り返りたいです。
あのマン振りの万波が軽打でタイムリーですから、なにがあるか野球はわかりません。
追い込まれていたから、何が何でも喰らいつこうとした結果があの軽打だったと思いますが、これで勝利打点を挙げたことで、万波にとっても、いい成功体験を作ることができたんじゃないかと思います。
とはいっても、これを機にペッパー打法ばかりになると非常に困るのですが(笑)、必至にしがみついて結果を出したことはこれからも忘れないでほしいなあと思います。
ということで以上、ハムかつサンドでした。
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