選べない男たち

 なかなか勝てない試合が多いですね。

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選べない男たち

 スタッツを比較してみるとファイターズは軒並み数値が低いのですが、といっても他球団と比較しても目立って数値が低いものって意外に少ないです。

 目立つ数値とすれば防御率ですが、じゃあなぜ悪いのか?と理由付けを探そうとしても案外他の数値がやや下レベルなので原因を見つけられないといった感じです。

 ファイターズがここまで沈む原因としてはっきりしたものがないか?そんな中で見つけたのが出塁率です。

 打率は最下位でないのですが、5/8現在、出塁率は最下位です。

 こう書くとあまりピンとこないのですが、サイバーメトリクスのIsoDという数値を比較すると他球団との差がはっきり現れてしまいます。

 ちなみにIsoDの計算方法は

IsoD=出塁率ー打率

ですので、どれだけ安打以外で出塁が出来ているかという指針になります。

さて、各球団と比較してみましょう

球団名IsoD
.085
.075
.061
Bs.079
M.073
.045

 左記の表を比較すると一目瞭然。

 他の5球団が.060~.085に対し、ファイターズが.045と抜けて低い数値です。

 まあ、試合を見ているとなんとなく想像はできていたのですが、こう比較するとちょっと悲しいですね。

 どれだけ四球選べないんだよ・・と嘆きたくなる数値ですが、あとダントツの三振数をプラスして考えると、選球眼の部分が本当に弱いんだなと思います。

 ファーストストライクから打ちにいけ!と指示がでているファイターズですが、まあ、あまり効果がない、というよりかむしろ逆効果なのかも・・・と考えたくなる数字。

 ファーストストライクから振りにいくのは、最初のストライクが一番甘くなりやすいということから考えても、戦略的にも全く問題はないと思うのですが、選手がどれだけその意味を理解しているのか?

 考えていないで、ただスイングしているんじゃない?という感じの選手も結構いましたから、早く多くの選手が監督の意図を汲み取ってプレーしないと扇風機打線は改善しません。

これから暑くなるし、扇風機打線ならむしろ、涼しくて快適じゃね?

見ている側からすれば、試合内容が寒くて涼しいどころじゃないですわ。

 と寒いジョークを書いたところで今日は締めたいと思います。(笑)

 以上、ハムかつサンドでした。

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