気になるオープン戦で見かけなくなった選手たち

 いろいろな選手が起用されたオープン戦でしたが、その中でもあまり起用されなかった選手ももちろんいます。

 まず、名前が上がるのは中島です。近年不振が続いてはいますが、栗山政権では間違いなくショートのレギュラー争いの中心だった選手です。打力不足がここ近年顕著になってきていますが、キャンプ終盤でいわゆる二軍組に移動、その後も一軍のオープン戦では名前を聞くことがありませんでした。

 もうひとりは谷内。昨季は内野のユーティリティとして自身最多の出場数を果たし、無失策記録も密かに注目されました。といっても打撃は打数が少ないといっても安打数は7。確かに今季の一軍確約ができるレベルではないのは確かなんですが・・・。

 あとは故障だったり、あるいはまだまだ育成段階という選手ですから、この2選手が起用されなかったことにはなにか意味があるのでしょうか。

  • 若手育成がオープン戦のメインのため
  • 新庄監督が攻撃力の劣る選手を評価指定していない

 前者の若手優先だけならば、彼らも心中穏やかではないのかも知れませんが、まだまだ挽回のちゃんすはありそうですが、もし後者の考えならば、2人共、中堅~ベテランの域に差し掛かりつつあるだけ戦力的に期待されていないという厳しい現実を叩きつけられるということになってしまいます。オープン戦の起用も若手でも攻撃力に伸びしろがありそうな選手が多く起用されていたような気もするので打てるところをアピールしないとこの2人はB.B祭りの蚊帳の外になってしまう可能性もあります。

この2人の奮起はもちろん、そして新庄監督のこの2人をどう起用するか、新庄式の野球を理解する一つのポイントになるような気がしています。

 以上、ハムかつサンドでした。

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